そんな漠然とした不安を抱えている人は少なくありません。
普通の庶民として、経済的に安定した生活・人生を手に入れるための方法を考えてみたいと思います。
日本人の平均給与・生涯賃金は減少している
日本人の平均給与は減少傾向にあります。非正規労働者が増えていることも、労働者の平均給与を減少させる一因となっています。
最近のシャープ、東芝などの大企業の経営危機を見ても、正社員でありながらも会社の業績が悪ければボーナスは減額されることは容易に想像できます。また福利厚生などの給与額からはわかりにく特典も削られつつあります。
そもそも終身雇用制が実質的に崩壊し、大企業でもいつリストラされるか分かりませんし、企業も短期間で経営危機に陥り、倒産してしまうこともあります。倒産しなくても買収されて、待遇が悪くなることも珍しくないでしょう。
このような状況を冷静に見れば、新卒で企業に入社し、定年まで順調に給与を受け取って、最後に退職金も満額もらえて退職することを前提に計算した生涯賃金など、かなりの割合の人の生涯賃金よりも高い金額になるでしょう。
着実に日本人の平均的な生涯賃金は減少しているのです。
新卒から定年まで働いて退職金をもらっても老後の備えは十分ではない
新卒から定年まで働いて、退職金を満額もらえる人は、現在の社会情勢を考えればかなり幸運な人です。
しかし、それでも定年後に豊かに暮らそうと思うと、ほとんどの人が蓄えは十分ではありません。
現在の高齢者に聞いて見ても、年金生活の大変さは多くの人が実感しています。すでにマスコミ等でも言われているように、60歳で定年になって、その後は働かないで生活していけるなんて考え方を修正しないといけないわけです。
超高齢化社会ですので、現役世代が年金を受け取る世代を支え続けるなんてできるわけがありません。75歳以上を高齢者と呼ぶべきという学会の提言もあるぐらいです。60歳台は働いて当たり前の時代がもう来ているのです。
年金をもらいながら60歳まで貯めたお金を食いつぶして行くと考えると、とてつもなく不安になります。その対策としては、できるだけ早くから収入を増やし、お金を貯めることと、60歳を過ぎてもお金を稼げるようになることです。
収入源を複数持つことがリスクヘッジになる
経済的な不安を感じる一つの根本的な要因は、多くの人が勤務する会社からの給与収入のみに依存していることにあります。それはリストラされて給与を得られなくなったり、業績不振で給与が減らされたりした際に、非常にリスクが大きいことを実感すると思います。
実際、多くの人が会社をクビにならないように必死に耐えて働き続けています。長く働き続けている人ほど、それがどれほど大きなストレスとなるかご存知でしょう。
出世争い・派閥争いなど、必ずしも公平でない仕事の評価・待遇に理不尽な思いをしている人も少なくありません。パワハラなどの過酷な環境下で耐えている人もいます。それはひたすらクビにならないために・・・。
その過酷なストレスが原因で最後に心身を壊してしまったら悲しいですね。
豊かな人生とするために一つの有効な方法は、複数の収入源を持つことです。職場であまりに理不尽で過酷な状況に陥ってしまったら、辞められるように他に収入源を作っておけば救われることが多いでしょう。
また給与が減らされても、他からの収入があれば補えることもあります。
給与以外の収入源として、是非インターネット経由での収入を増やしましょう。
まず最初は少額でも、着実に給与以外の収入が得られるようになれば勇気が湧きます。できることから始めましょう。
まとめ
日本人の平均給与・生涯賃金は減少し続けています。定年後も年金だけでは豊かな生活はできません。複数の収入源を作って、リスクヘッジをして、収入を増やしましょう。そのためにはインターネットを活用して稼ぐのが良いでしょう。まずはできることから少額でも稼ぎましょう。
コメント